アサガオは一般的によく知られた花ですが、
何度も品種改良された末に完成した花だということを知っている人は、
あまりいないのではないでしょうか。
これほど多種多様に変化した花は、世界的にも類を見ません。
そのほとんどは江戸時代、アサガオブームを機に品種改良が盛んに行われた結果、
生まれたものですが、現代行われるような、人為交配やバイオ交配などの技術はなく、
自然に偶発的に引き起こされる突然変異に頼っていました。
突然変異が引き起こしたアサガオは、種ができない性質であることが少なくなく、
一代で終わってしまい、二度と見ることができない貴重なものも多数存在しました。
非常に残念なことです。
中でも当時作られた黄色のアサガオと黒色のアサガオについては、
現在も試みが続けられているが、再現するには至らず、幻のアサガオと呼ばれています。
また、アサガオは高温を好む花なので高緯度な地域では栽培は非常に難しいとされていますが、
欧米各地でもアサガオの品種改良がすすめられています。
皆さんがよく知っているアサガオは、これからも変化し続けていくことでしょう。